仕事で1週間、大分県に行ってきました。





出張先の近辺をGoogleマップで調べていると宿泊先のホテルの裏にシーバスの釣れそうな河川があったのでこれは仕事終わってから釣りせな〜あかんやろwwwてな具合(笑)



九州は二度目ですが釣りは初。期待が膨らみます!




先週日曜日に大分入りしましてレンタカーを借りて寄り道しながら宿へ。

途中別府温泉を巡り…
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温泉には入ってませんが^^;








宿に到着後、近所のスーパーを物色。先ずは鮮魚コーナー(笑)


釣り師たる者、ご当地にどんな魚が売られているのか気になりますからね^^

やはり九州らしい魚種でした

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フエフキダイやイシガキダイなんかは茨城では
まず見ません^^;











日が暮れてから初日早々に歩いて河川へ行ってみることに。







持参したタックルに限りがあるので、やれる範囲での釣行です。




今回はモバイルロッドを持参しました。

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4ピースのラテオR96M-4

ラテオR86MLの4ピースと迷ったんですが、フィールドの状況やベイトのサイズも全く分からないし、大は小を兼ねますし。

Maxウエイト50gの強めなロッド。
ファシャッドJ156もフルキャスト可能ってのも選択条件です。


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初日、日曜日


てくてく歩いてたどり着いたとある橋。

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規模的には幅70m程の中規模河川。




いかにもな明暗です!




ただ、タイドグラフ通りに水は動かず。

下げ8分位でエントリーしたんですが、ゆる〜くしか流れてません。なんなら動いてません。

3時間程経つと徐々に下げの流れが出始めるが、流れは緩いまま、少し加速が増した程度。

居るか居ないか分からな状況で、確認出来るベイトは10cm程のイナッコが少々。

水色はクリアーに近く今回持参したマッドチャートのルアーはこの時点で出番が無いと感じました。



雰囲気が無いので集中力切れ気味。




このポイントの水深は深いのか?試しに橋の上へ。


ササッとライトを水面に当ててみると、鯉が数匹と、デカめのボラ。




ん?



水晶体に光が反射して光る眼をした魚。おっ!こりゃシーバスだ!しかも2匹!





急いで戻ると流れも気持ち速まった感じ。でも地元河川から比べたら緩い(笑)




クロスウェイク111F-SSRを対岸目掛けてフルキャストしてゆっくり暗がりに流し込むとゴツッとバイト!


初日からシーバスのコンタクトを得るもまさかの合わせ切れ(T_T)




傷でも入っていたのか?残念。外れてくれる事を祈ります( ;∀;)



シーバスは反応する事が分かったので、少し集中!





しばらくすると足元ピックアップ寸前にドバっと水面爆発するがヒットまでには至らなかったガルバスリム110S

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シーバスがいるのが目で見て分かり反応もあった。初日から良い感じなのでこの日は早めに終了。




翌日、1日目の仕事を終え飯を喰って腹ごしらえ。



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宿の夕飯、量が半端ない( ;∀;)
どれもこれも美味しかったが、胃がはち切れそうです(笑)

膨れた腹を凹ますためにも散歩がてら初日の橋へ。




魚は居るが水色がクリアーでなおかつ明暗ポイント。流れも緩く、初見では釣れそうな感じはしません。見切られ易いし、流れと濁りがもう少し欲しい所。


普段こらこんな水色の河川は増水して濁れば爆るんでしょうね!


対岸のシャローエリアにシーバスが着くのが分かったので遠投出来るスイッチヒッター105Sをチョイス!




緩い流れに載せながらドリフトさせて明暗の暗がりへ



ツツンと小さいバイトを感じたので合わせを入れるとガバガバとエラ洗い!喰った!



寄せてきて手前の斜め護岸の下まで降り何とかグリップを突っ込んでキャッチ!


大分シーバス一本目!


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頭からがっぽり言ってます( ゚∀ ゚)





がしかし、よく見ると…




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60半ばのサイズだが身体にハッキリ黒点が!

セイゴに黒点が有るのは理解できるのだが、このサイズになっても消えないのは、コレはタイリクスズキだ!(ホシスズキとも言う)


1990年代に養殖場から逃げ出した個体が野生化したと言われているタイリクスズキ。外来種ではあるが、マルよりも大きく成長し、過去レコードは130cmを超えているそうです。

10年位前はシーバス雑誌を賑わせていましたが、最近は九州方面のメータータイリクの話はあまり記事にも取り上げられなくなった気がしますね。

シーバス雑誌が軒並み廃刊なのもあるのでしょうが。情報が入ってこないだけなのか、大型の数が減ったのか…

でもバカでかいタイリクはどっかに居るんでしょうね






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丸よりも頭が短く全体的に白っぽい魚体をしているらしいです。
ま、茨城ではまず見られないので嬉しいですが^^;

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3日目、火曜日



食い過ぎと疲れとで早めに寝てしまいました(笑)目が覚めたら2時(T_T)流石に釣行は断念。







4日目、水曜日


大分に来る前日、実はある人に大分のシーバス事情を聞いたのです。シーバスはいるのか?ベイトはなんなのか?って内容をDMしたんですね^^;

その人はダイワ繋がりで大分在住のライトゲームのダイワプロテスター、通称りんたこ!

彼は茨城に約8年住んでました。しかも私の実家の近くに。デカメバルハンターで有名ですがダイワプロになるずっと前から知っていたのでこの機会に連絡を入れたんです。

返ってきた答えが

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先ずは自分の足で探したかったので多くは聞きませんでした。返ってきた返事の中でシーバスマンがほとんど居ない…

大分でもこの界隈はシーバスが流行ってないようです。シーバスやるなら食べられる魚種を狙う方がほとんどだそうです。中でもアオリやアジメバ、アコウ、キジハタは多いとの事。


確かに2日間やってアングラーは誰も来ないし、橋を歩く通行人が不審者扱いで足を止めて覗き込むほど(笑)

しまいには『わ』ナンバーのハイエースが河川の土手に停まってるのを不審に思った巡回中のパトカーのお巡りさんに声を掛けられる始末(笑)
『釣りですか?』


『はいw』


『落ちないでくださいね〜』



それくらい珍しいみたいです(笑)







大分市を流れるシーバスでも有名な大野川や大分川となればアングラーは多いのでしょうが少し離れたこの地域の二級河川はほぼシーバスマンを見ないと言っていました。



その晩、もし良かったら夕飯どうですか?と誘ってくれたりんたこ君の車に乗っかり彼の行きつけの焼肉屋へ




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流石は有名人ですね〜^^
ダイワ関係のプロアングラーも多数来店している彼の行きつけの店。

美味しい肉を頂き、その晩ポイントの入り方と車を停める場所を教わった上、



『なんなら僕のヴェーダーとベスト貸しましょか?この川は有ると無いとではえらい変わりますよ!』



マジすか!!




荷物が増えるので自動膨張とウエストバック、来る時ホームセンターで買った長靴で挑むどちらかと言うとお気楽スタイルでやろうと思っていたんですが、ウエーダーとベストはかなり助かりました!








そんな彼のご好意にあやかり行動範囲が広がった釣行は…








後半へ続く